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 ロンボク島(2018年7月)、中スラウェシ(2018年7月)と、インドネシアでは多くの死者・行方不明者をともなう地震が多数発生しています。NINDJAは、これまで現地と培ってきた草の根のネットワークを活かし、自然災害に対して緊急に対応できるようカンパを募っています。今後ともご支援いただけると幸いです。

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モノ売り支援 : モノ売り支援ができないか調査中
投稿者: NINDJA 投稿日時: 2006-6-7 19:44:00 (2554 ヒット)

 ジョグジャカルタ留学中の間瀬朋子から、以下のような報告が入りました。間瀬は、これまで、カキリマ(屋台)やジャムー(伝統生薬)売りたちと交流をつづけており、地震直後から、地元のNGOと協力して、支援物資の配給をおこなっています。

■ 6月7日の報告
 地震が起こってから今日までに、バントゥル県(Jl.Imogiriの各地、ジュティス郡、セウォン郡、プレレット郡)、グヌン・キドゥル県(プルウォサリ郡、ウォノサリ郡)、クラテン県(ウェディ郡、ガンティワルノ郡、バヤット郡)の村々を歩いてきました。今日は、バントゥル県プレレット郡ウォノレレ村プロソ地区にある、ひとつのRTに物資支援。わたしの印象では、救援物資はほんの一部のアクセスしにくい場所をのぞき、かなり行き届いていると思います。ただ、たとえばドゥスンやクルラハン(集落)など大きなまとまりに物資が届いた場合、しばしば分配の問題が生じているよう。ポンドック・プサントレンに荷物が山積みになっていても、キアイ(イスラーム指導者)がそれを分配しようとしないというケースもあります。モノは運んでも、分配の公平にまで口を出す(住民がモノを分けるプロセスまで見届ける)NGOは少ないのが現状。
 ジョグジャ市内コタグデ地区(市内でもっとも大きな被害地のひとつ)にあるジャムー売りが集まる地域に支援できないか、調査中です。先日スンバコ(基本物資)を運んだクラテン県バヤット郡クラキタン村ブラ地区はエス・プタル売りたちの集まるところ。グヌン・キドゥル県ウォノサリ郡・パトゥック郡にはアンクリンガン売りが多いよう。アンクリンガン売りがまた商売できるように、ロンボン(移動屋台)を支給する援助の形、とれますよね。それではバヤットのエス・プタル売りを支援するにはどうしたらいいでしょうか? 彼らは主にジャカルタに出稼ぎしていて、地震で直接的に商売道具を失ったわけではありません。このような場合、村にある家を失ったアイスクリーム売りを「間接的に」助ける(たとえば、子どもの学費を肩代わりしたり、地域に中長期的に役立つものを贈ったりする)形は許されますか。NINDJAの知恵と経験を教えてください。
 どこにどのような形でNINDJAからの支援を届けるか、もう少し考えながら、明日も物資支援に出かけます。倒壊家屋があるものの、援助の届きにくい、クラテン郡トゥルチュック郡やカランドウォ郡あたりをみてくる予定。

■ NINDJAから返事
 アチェについて、わたしたちが悩んだこと。最初、漁民のほとんどから、家か漁船を支援してほしいと頼まれたの。安〜い家や漁船で1人あたり15万円ぐらいと考えると、その時点で集まっていたカンパ400万円では、26人しか支援できないことになってしまう。その場合、ではどの村を選択するのか、もしくは多くの村を支援する場合、では誰を選択するのか、ということで頭を抱えたわけです。選択にもれる人が、そんな支援に理解してくれるわけはなく、半月ぐらい、あちらこちらのキャンプを歩いて、見つけたのが30万ルピア程度の伝統的漁具でした。そのあとは漁民以外でも、1人30万ルピアを目安に(つまり、支援に格差が出ないよう)仕事の道具を支援してきました。
 間瀬さんがロンボンの支給をしたいと考えておられる場合、仮に100万円のカンパで何人を対象にできるのか。たとえば2万円と見積もって50人支援したら、アンクリンガン売り全般(ロンボンが壊れた人)にいきわたるのか。アンクリンガン売り以外の人と摩擦が起きないのか。そこを解決できれば、アンクリンガン売りへの支援について、まったく問題はないと思います。
 エス・プタル売りについて、子どもの学費というのは、もしかしたら難しいかもしれません。現金で渡した場合、学費としてつかわれないかもしれないし、なにより1人あたりの額があまりに少ないということになる可能性があるので。むしろ、地域に中長期的に役立つものを贈るというほうが、いいように思います。たとえばアチェでは、仮設の小学校(教室×3、教員室、机・イス・黒板つき、約40万円)やバライ・プンガジアン(約15万円)を建てたり、簡易水道(約15万円)を敷設したりしました。

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