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 ロンボク島(2018年7月)、中スラウェシ(2018年7月)と、インドネシアでは多くの死者・行方不明者をともなう地震が多数発生しています。NINDJAは、これまで現地と培ってきた草の根のネットワークを活かし、自然災害に対して緊急に対応できるようカンパを募っています。今後ともご支援いただけると幸いです。

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モノ売り支援 : NINDJA屋台見てきました!
投稿者: NINDJA 投稿日時: 2006-10-22 20:16:00 (3209 ヒット)

 9月19日、20日に、ジョグジャカルタ特別州バントゥル県と中ジャワ州クラテン県でのNINDJAの地震被災者への支援活動を見てきましたので報告いたします。

■ バントゥル県の屋台支援
 19日は、バントゥル県を訪れました。はじめに、バングン・タパン郡タマナン村グランガ・キドゥル集落を訪問し、NINDJAが自転車屋台を支援したパルティニンシさん(37歳)から話を聞きました。
 パルティニンシさんの家族は、夫のスバルノさん(40歳)、長男(18歳)、長女(13歳)、次女(9歳)、三女(5歳)の6人家族です。夫のスバルノさんの建設労働者として、週6日働いています。1日の賃金は2万5000ルピア(約330円、1円=75ルピアで計算)で、夫の収入だけでは生活が苦しいので、パルティニンシさんも週6日、サロメ(Salome)というお菓子を作って、朝夕、近くの学校などに売りに行っています。1日に1万5000ルピアほど稼げるそうです。地震によって商売道具を失いましたが、NINDJAの支援(自転車に取り付けるケース、中古自転車、料理道具など)を受けてから2カ月間、地震の前と同じように商売できているとのことでした。「(NINDJAの支援を受けて)とても嬉しいです。役に立っています。子どもがまだ学校に通っていますから、稼がなくてはなりません」とパルティニンシさんは笑顔で答えてくれました。
 その後、バントゥル県の大通りに行き、実際に屋台で売っているところを見に行きました。バイクで走っていると、以前の活動報告(7月23日)にあったようにNINDJAプレートをつけた屋台が道端で営業しているのが目に入ってきました。
 そのうちのアンクリンガン(ジャワ式屋台)で商売をしているスラットマン(33歳)さんから話を聞きました。スラットマンさんは、クラテン県チャワス郡の村の出身で、村に妻と5歳の男の子を残してバントゥル県に出稼ぎに来ています。村の自宅も地震の被害を受けました。もう11年、アンクリンガンで商売をしているそうです。アンクリンガンでは、お茶や生姜湯などの飲み物と、揚げバナナ、揚げ豆腐、ナシ・ブンクス(ご飯におかずを添えてバナナの葉で包んだもの)など売っています。ナシ・ブンクスは、1日で100袋も売れるそうで、スラマットさんは昼の1時から夜の1時まで12時間働いて、1日4万ルピアから5万ルピアの収入を得ています。またこのアンクリンガンは、同じ村出身のハルトヨさんと2週間交代で使っているということでした。
 パルティニンシさんの自転車屋台によるサロメ売りも、スラットマンさんのアンクリンガンも、地震の前からやっていた商売なので、商売道具さえあれば、あとは問題なく以前どおりの活動を続けることができているようでした。

■ クラテン県のヤギ支援
 翌20日は、クラテン県プランバナン郡センゴン村を訪れ、「カンビンニサシ(ヤギ飼育育成)」計画を見ました。現在、2グループ、10世帯に雌ヤギ2匹ずつが与えられています。
 与えられているヤギの種類はグループによって異なっており、1つのグループはカンビン・ギバスを、もうひとつのグループはカンビン・ジャワを飼っています。グループによってヤギの種類が違うのは、もともと飼っていたヤギの種類に従って支援しているからです。活動報告(8月23日)にもあったように、カンビン・ギバスは、尻尾がとても大きなヤギです。各世帯に2匹与えられている雌ヤギは妊娠しており、あとは無事子ヤギが生まれるのを待つだけでした。
 この村には、水田や畑などの農地もかなりありますが、今回の支援対象の世帯のほとんどは、農地を持たず、夫は建設労働者(日当、2万5000ルピアから2万ルピア)、妻は農業労働者(日当、1万ルピア、ただし仕事は毎日あるわけではない)といった世帯です。そのため、ヤギが1匹手に入れば、子どもの教育費を補うことができ、嬉しいとのことでした。
 この種のプログラムは失敗することが多いのですが(だいたい子ヤギが生まれるまえに、親ヤギが売られてしまう)、間瀬さんたちはかなり慎重に進めているので、少なくとも初めの子ヤギが生まれるまではうまく行きそうです。子ヤギが1度生まれたら、そのことだけでもとりあえず成功といっていいのではしょうか。
 屋台支援も、ヤギ飼育育成支援も、ほんとうに小さな支援ですが、それでも確実に人びとの手に届いていると感じました。

(報告:久保康之)

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