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農業支援 : 第2期のメロン収穫を前に
投稿者: NINDJA 投稿日時: 2008-10-14 10:00:00 (1759 ヒット)

 メロン栽培を邪魔するいちばんの敵は、暑さと、それにともなう水不足。5月に植えたメロンは、苗床に移植されてから2週間で生長不良が明らかになり、ガンドゥンさんとNINDJAは、早々に栽培を断念しました。収穫の見込みのない苗を育てるために、肥料や農薬を無駄遣いするのは避けなければなりません。
 8月28日、これを植えなおしした第2期のメロンも猛暑に負け、9月20日すぎには葉と茎の生長をすっかり止めました。しかし、2日に一度、畑を水に浸し、葉にオーガニックの成長剤を施すことで、葉や茎が伸びなくても、メロンが実をつけられる方法をとり、なんとか今日まできました。今、NINDJAメロンの実は、赤ちゃんの頭より大きいくらい、1kgの大きさになっています。あと18日、さらなる生長を待って、収穫です。近隣の畑のなかでは、今期最後の収穫になるでしょう。
 2回NINDJAメロンを植えてみるなかで、ガンドゥンさんもNINDJAも、乾季のもっとも厳しい環境にどのように対応していくべきか、真剣に考えました。NINDJA畑以外のメロン畑でも、同じような深刻な状況があったため、集落のメロン農民がいっしょになって猛暑期のメロンの成長について話し合う機会が自然に発生しました。暑さによるメロンの生長停止の理由は、メロン農民たちにもわかりません。突然葉がくるくると丸まり、粉を吹くように黄色くなります。根っこには球根状のものができてきます。メロンの苗に問題が発生するのか、土壌に問題が発生するのか、病気の苗と土を研究所に持ち込んでみる必要があります。
 「メロン農民は、自己の利益追求に忙しく、価格維持のためにメロン栽培時期を調整したり、メロン仲買商人に価格交渉したり、害虫駆除のために共同の方策をとったりできません。自分が収穫するメロンが売れるか売れないかがすべてで、他人のことまで考える余裕はありません。水分配にかんして、メロン農民とコメ農民との間に協力関係も生まれにくいです。コメ農民は、大きな収入を期待できるメロン農民を妬ましく思っています。農民が一致団結できるとは思いません」と言い張るガンドゥンさんにとって、自然発生したメロン暑さ対策の話し合いの場は新鮮だったそうです。
 NINDJAとメロン栽培について相談するガンドゥンさんは真剣。1)暑さ対策に、たばこの葉用のネットをかぶせるのはどうか、2)暑さ対策には水。借地に井戸を掘れないなら、震災時に集まった大きなビニールシートを使って、簡易プールを造り、そこに畑を水に浸すために借りたポンプで水を引き入れ、溜めておく。毎日午前中、プールから如雨露でメロン苗に水やりする。ガンドゥンさんとNINDJAとの労働契約「ムラパット制」の例外として、この水やり費用(農業労働者をひとり雇う日当Rp. 15,000)はNINDJA持ちにするのはどうか、3)育たなかった小さな葉や茎でも、実をつけることが可能なように、成長剤を投与するのはどうかなど、素人で「小金持ち」のNINDJAは、メロン農民が思いつかない「妙案」を持ちかけます。ガンドゥンさんは、「妙案」のひとつひとつを受け止め、畑で採用するかどうかじっくり解答を出します。
 第2期の栽培で採用したのは、3)のオーガニック成長剤投与策。ムクル集落周辺で、この成長剤は入手できないため、NINDJAがジョグジャのゴデアン地区で購入して、畑に持っていきました。成長剤の使用は、上々の結果をもたらしています。次期には、種の発芽時期から成長剤を使ってみようということになっています。
 1年後の猛暑期には、2)のマニュアル水遣り策も採用する予定。3)のオーガニック成長剤投与策と併用することで、猛暑期にもメロン栽培を確実に成功させようというものです。
 ちなみに、1)の暑さ遮断ネット利用にかんしては、「コストがかかりすぎます。まだNINDJAプロジェクトにたいして、十分な貢献をしていない自分には、この方法を即座に採用できません」というガンドゥンさんの返答。しかし、ネットの効用にたいする期待をまっこうから反対するわけではないようです。
 雨季の初旬、今年のカレンダーで言えば11月初旬からが、メロン栽培の最好期に当たります。ガンドゥンさんとNINDJAも、ここに次期(第3期)のメロン栽培開始をぶつけます。11月9日か10日を目標に、第2期のメロン収穫(10月30日予定)を待ちながら、第3期の栽培を準備する時期に入っています。来期もどうぞよろしくご支援ください。

(報告:間瀬朋子)

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