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ジャワ中部地震被災者支援へのご協力のお願い
 2006年5月27日午前5時54分(現地時間)、マグニチュード6.2の地震がジャワ島中部のジョグジャカルタ市より15km程南の南部海岸近くで発生し、多数の死者(3000人以上)と負傷者が出ています。避難民は20万人に上るとみられ、家屋、病院など建物の被害も深刻であり、今後、中長期的な復興活動が必要になると思われます。
 NINDJAは、これまで現地と培ってきた草の根のネットワークを生かし、屋台、ヤギ、メロン栽培支援をおこなってきました。現在、いただいたカンパの残金を生計自立支援プロジェクトとして活用させていただいている段階です。今後ともご支援いただけると幸いです。

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農業支援 : 祝豊作〜第3期収穫報告〜
投稿者: NINDJA 投稿日時: 2009-2-8 21:33:24 (2761 ヒット)

 第3期のメロン栽培が終了、うれしい豊作の便りが届きました。
 第3期メロン栽培は、天候と関連メロン農民の栽培技術の確かさに支えられ、ほぼ完璧な収穫に結びつきました。大きさ(3キロ以上のビッグサイズ、5キロ近い超ビッグサイズを多々ふくむ)もネットの美しさも、数あるメロン畑のなかでも最良のできです。植えつけから約70日間、雨と戦いながら、だれよりもまじめに肥料農薬散布と脇芽摘みをおこなってきたメロン農民たちの努力が、最高級品質のメロンを生み出しました。ひとつ割って、畑で食べてみましたが、甘い香りと高糖度のなめらかな果肉に、みな歓喜の声を上げました。収支上のことを言えば、第3期で一気にこれまで2回の不作にかかったコストを取り返し、いくばくかの利益も生み出すことができました。
 ガンドゥンさん、スロさん、ダルさんは、やっと得る稼ぎに喜び、とくにガンドゥンさんは、前回の2回の失敗を「NINDJAへの借金」と感じていたらしく、今回の成功にたいへん安堵したと言います。肥料・農薬の管理も、畑での不慮の事態への対処も、「ガンドゥンさんに任せておけば、困ったことにならない」という働きぶり。今回初めてひとりでメロン栽培をおこなったスロさんは、人一倍のやる気とフットワークの軽さで、「ビギナーズ・ラック」とばかりは言いがたい成功を収めました。これまですでにメロン農民として酸いも甘いも経験してきたダルさんのメロンの大きさは、ムクル集落周辺でも抜きん出ていて、畑を通りかかる人がみな「ダルのメロンは、いつまでムクムク大きくなるのだろう?!」と首をかしげるほど。ダルさん自身は、「来期には、もっと大きなものを作ってみる」と笑っています。
 当初の予定より、ずいぶん遅れての収穫になったのは、天候不順や消費の落ち込みで、メロン販売市場が短期に揺れたせいです。通常、メロンは植えつけから55日程度で収穫され、トラックに載せられ、いちばに売られていきますが、今回はそれを2週間もオーバーする70日目前後の収穫になりました。適切に肥料・農薬を使って、メロン苗の生育を管理してきたので、NINDJAの畑のメロンには70日の長丁場に耐えうる葉がつきました。収穫請負人(畑からメロンを買い付ける人)はいちばの在庫をうかがいながら、NINDJAの畑の「元気な」メロンの収穫を遅らせたようにも思います。
 葉が枯れてくると、実に養分がいかなくなり、茎が弱り、実から離れます。そうなると、早急に出荷されないかぎり、実は腐るばかりです。あるいは、枯れた葉につく虫が実のなかに入り込んで、メロンの商品価値を無にすることもあります。異例の70日目収穫という事態が、ガンドゥンさん、スロさん、ダルさんたちの栽培技術の確かさと勤勉さを証明することになったともいえます。
 なお、市場価格の下落か収穫請負人の価格操作か、ほんとうのところは確認できませんが、当初約束したメロン販売価格から大幅な減額を受けることになったのは、残念です。価格交渉における農民の立場はひじょうに弱く、最高のメロンを作っても、それが100パーセント評価されるとはかぎりません。また、畑のメロンがすでに引き取られていった今も、収穫請負人から農民への代金の支払いは完了していません。代金が支払われない可能性はほとんどありませんが、3日後なのか、10日後なのか、支払日がはっきりしないのは、大きな問題です。
 このように、今後克服していかなくてはならない課題にたくさん遭遇したとはいえ、NINDJAはもう少し農民の人たちといっしょに泣いて笑って、試行錯誤しながら、メロン栽培をつづけていこうと思います。次回の植えつけは、雨の頃合いを見計らって、3月に開始の予定です。

(報告:間瀬朋子)

写真上から
自慢のメロンを手に(ダルさん)
大きくて美しいメロンができた!(ガンドゥンさんとビンタンちゃん)
メロンがいっぱい詰まった袋をトラックまで運ぶ)
トラックに詰まれたメロンは、ジャカルタのいちばへ向かう

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