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ジャワ中部地震被災者支援へのご協力のお願い
 2006年5月27日午前5時54分(現地時間)、マグニチュード6.2の地震がジャワ島中部のジョグジャカルタ市より15km程南の南部海岸近くで発生し、多数の死者(3000人以上)と負傷者が出ています。避難民は20万人に上るとみられ、家屋、病院など建物の被害も深刻であり、今後、中長期的な復興活動が必要になると思われます。
 NINDJAは、これまで現地と培ってきた草の根のネットワークを生かし、屋台、ヤギ、メロン栽培支援をおこなってきました。現在、いただいたカンパの残金を生計自立支援プロジェクトとして活用させていただいている段階です。今後ともご支援いただけると幸いです。

Warung NINDJAからご支援いただけます
投稿者: NINDJA 投稿日時: 2008-5-30 20:42:00 (1497 ヒット)

 2008年5月27日の震災2周年の日に、ニンジャは新しい被災地プロジェクトを発進させることになりました。屋台、ヤギ飼育につづく被災者生業支援プロジェクトは、メロン栽培です。
 ヤギ・プロジェクトの実施地であり、ジャワ島中部地震の中心的被災地のひとつクラテン県西北部(ウェッディ郡、プランバナン郡など)の人びとの多くは、土地なしの農業労働者、あるいは零細農民として、農業で生計を立てています。土地なしの人びとは言うまでもなく、あってもそれだけの収穫で生きていくことはできない人が多いため、村びとたちはたいてい他人の土地で労賃や収穫(現物)を稼いでいます。この辺りの土地でよく植えられるのは、コメのほか、トウガラシ、キュウリ、ナス、ニガウリ、ササゲマメなど野菜、あるいはメロンです。1年を3サイクルに分け、雨季を利用してコメを2回ほど、残りの1回に野菜やメロンを栽培するのが習慣のようです。
 今回ニンジャは、ここの被災農村に土地を賃借りし、メロン栽培に取り組みます。ニンジャと一緒にメロン栽培をするのは、すでにヤギ飼育プロジェクトで懇意になった村の住民たちのうち、メロン栽培の経験のある人を想定しています。やはり1年を3サイクルに区切り、いまから2回をメロン、あとの1回をコメか野菜を栽培する予定です。
 ニンジャとメロン栽培に携わる被災農民とのあいだには、ヤギ飼育プロジェクトと同様、利益分割制度が敷かれます。ニンジャが被災農民を現金で雇うかたち(元手もリスクもニンジャが負ううえ、メロン栽培の成否にかかわらず、農民には一定の現金収入がある)では、農民側にメロン栽培を切り盛りする強いインセンティブが湧くかどうか疑問です。だから、「ニンジャが元手は出しますが、一緒に汗を流して、一緒に工夫して、たくさんの利益を目指し、それを分けましょう」という仕組み(元手もリスクもニンジャが負うものの、メロン栽培の成否が農民の収入を規定する)を、わたしたちの生業支援プロジェクトの骨子にしました。つまり、村で一般的におこなわれているシステムに準じて、利益分割制度(今回はムラパット制度=苗、肥料、農薬代の全額および苗作付け時の労賃の2分の1をニンジャが負担し、収穫を被災農民4分の1、ニンジャ分の3の比で、分ける制度)を採用します。
 メロン栽培の1サイクルは、約3カ月。この間に、準備、作付け、収穫までを完了します。短期間に高収益を上げられるので、農民側にとってかなり魅力的な就業機会ですが、支柱など機材と農薬・肥料に多額の元手を要するため、土地なし・零細農民が単独で着手しにくいものです。ニンジャが元手の部分をお手伝いし、被災農民たちに好就業機会を提供できればという思いが、今回のプロジェクトにつながりました。
 これまでヤギ飼育プロジェクトで培ってきた被災農民との信頼関係が、今回のメロン・プロジェクトの成否の鍵を握るかもしれません。メロン栽培地を探し、農業機材の値段をチェックするなかで、土地なし・零細農民の暮らしは、想像以上に厳しいということもわかってきました。メロン・プロジェクトを実施するなかで、農民たちの社会経済的地位の問題、農産物流通の問題、農薬問題など、ニンジャはさまざまな問題に目を向けないわけにいきません。詳細は追々説明することにしますが、プロジェクト実施のなかで、被災農民たちといっしょにジャワの農業のことを多面的に考えていく努力をします。ニンジャ側は、農業初心者です。畑に一歩踏み出すことからスタートし、被災農民にインストラクターになってもらって、いろいろ勉強するつもりでいます。
 第1サイクル目にニンジャの協業者になり、インストラクターになるのは、クラテン県ウェディ郡ブランカル村ムカル集落のガンドゥンさん。ガンドゥンさんは、ヤギ飼育プロジェクトのメンバーであるサムさんの婿で、農業労働者です。ガンドゥンさんを基点に、ムカル集落の被災住民たちを巻き込みながら、メロン・プロジェクトは展開します。

(報告:間瀬朋子)


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