第4期メロン栽培終了

投稿日時 2009-6-7 13:06:00 | トピック: 農業支援

 メロン栽培第4期が終え、天候とメロンの価格状況をうかがいながら、第5期栽培を準備する期間に入りました。第3期の収穫時から継続するメロン市場の混乱(需給量にかんする情報の混乱、価格の混乱)は、深刻です。
 第4期、NINDJAはメロン植えつけ数を大幅に増やしたものの、収益を増やすことはできませんでした。むしろ大幅収益減でした。それでも、契約農民にたいして労賃の支払いをすませ、NINDJAが今期におこなった投資額の約半分は回収したので、長期的にみて大失敗には至らなかったことに、胸をなでおろしています。
 協業するガンドゥンさんとダルさんは、NINDJAの申し分ないパートナーです。二人の栽培テクニック、合わせてガンドゥンさんの正直さとダルさんの勤勉さと経験は、NINDJAがプロジェクトを実施しているクラテン県ウェディ郡ブランカル村ムクル集落でも群を抜いています。ほかのメロン農民たちが軒並み大損を被った第4期、やはり損益を出したとはいえ、NINDJAのプロジェクトが致命的な痛手を受けなかったのは、実はダルさんの骨折りのおかげです。ダルさんは、生長の芳しくない苗にエクストラの水遣り・肥料遣りを施し、そのために農業労働者を通常より余分に自腹で工面しました。こうした彼の英断なしに、厳しい気候条件のなかで収穫を実現させ、ほかの畑に比べると高価格でメロンが引き取られていくことはなかったでしょう。
 ガンドゥンさんは、土壌と気候条件を考慮し、植えつけから2週間でみずからの苗を処分。なんのもうけにつながらなくても、収穫の見込みのない苗を育て、資本を無駄遣いするのは避けたいという決断です。「植えつけ前にもう少し考えて、ぜったいに収穫につながる土地での栽培に踏み切ることを、もっと重視しなければなりません」と、先日ガンドゥンさんとNINDJAとの間で、話し合いがおこなわれました。
 第5期メロン植えつけ時を探りつつ、契約中の土地を遊ばせておく必要はないので、ダルさんとの協業で、NINDJAは第1期トウガラシ栽培を始めました。現在、収穫を待っています。第5期メロン栽培は、一年でもっとも栽培に適さない気候のなかでおこなわれることため、栽培規模をかなり縮小します。この時期にまったく栽培をしないわけにいかないのは、NINDJA契約農民に定期収入を確保し、将来的には気候的に厳しい時期のメロン栽培を確実に実現するためのテクニックを勉強するためです。
 ジャワ島中部地震から丸3年を迎えた5月27日の朝、ガンドゥンさんのところに男の子が誕生。まるで地震が発生した時間を人びとに思い出させるかのようなタイミングで、この世に登場してきた彼の幸せを、NINDJAも祈っています。

(報告:間瀬朋子)


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