奨学金を受けた子どもがNGOスタッフに

投稿日時 2008-6-17 10:16:00 | トピック: 孤児

 NINDJAが奨学金を供与している子どもたちの紹介です。第五弾は、北アチェ県クタ・マクムル郡ウレ・グレェ村のジュライニ・M・タエブです。

 ジュライニ・M・タエブは1990年、まだ4歳だったときに、父親M・タエブ(当時37歳)を失った。国軍に連行された父親は、いまも行方がわからないままである。以来、母親のフディアが、ジュライニを育ててきた。
 学校ではずっと成績10位以内、小学校を卒業するときは3位と、ジュライニは勉強熱心だった。中学校でも2年のとき、クラスで1位になっている。学校から帰ると、水田に働きに行く母親を助け、料理など家事を担当した。
 ジュライニは、ロスマウェ市の高校に神学すると、家が遠いため、NINDJAの協力団体であるJari Acehの事務所に住み込むようになる。高校から戻ると、Jari Acehスタッフとともに学び、NGO世界は彼女にとって異質なものではなくなっていった。
 当時のジュライニの夢は、高校卒業後、看護学校に進学することだった。しかし、NINDJAからの奨学金は高校までしかなく、学費の高い看護学校に進学する経済的余裕もなかったジュライニは、ロスマウェ市の単科大学教育学部英語学科に進学を決める。「どんなに経済的に苦しくても、わたしにとって教育はいちばん大切なものだった」とジュライニは話す。
 大学に通いながら、ジュライニは、Jari Acehスタッフとして働きはじめている。「Jari Acehで社会のために働くということを学んで生きたい」

(報告:イムラン・MA)


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